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フォアグラはもう食べられない?!
これって何?っていうニュースなのですが、気になるニュースではあります。オーランドセンチネルによれば、ディズニーワールドで、レストランの食材からフォアグラが消えてしまうんだそうです。


実際にフォアグラを出すレストランは非常に限られていて、現時点ではグランドフロリディアンホテルのVictoria Albert’sとCitricos 、コンテンポラリーホテルの California Grill、そしてEpcotの Les Chefs de Franceの4つだけです。この変更に、わざわざディズニーはコメントを出していて、これが特別の何かのポリシーのせいではない、と言及している。なぜそんなことをするか、と言えば、実はフォアグラについては、これを禁止させようとする活動家の存在があるからです。フォアグラは、ガチョウに思いっきり食べさせて腎臓を肥大化させたものを食べるものですが、これが動物虐待につながる、としてヨーロッパでは大きな反対運動につながっているのです。日本ではピンと来ないのですが、実はこの手の運動は、ヨーロッパでは大きなうねりを生み始めています。みなさんは生物多様性って言葉をご存知ですか?この言葉の定義は様々で日本でも定まっていませんが、実はヨーロッパではこんなところにまで影響を与えているのです。詳細は、私がCSRを考える際に先生の一人に勝手に考えている藤井敏彦さんのブログに詳しく書かれているので、興味があれば読んでみてください。結構、面白いですよ。「あなたは、ヨーロッパの「アニマルウェルフェア」についていけるか?」この手の話はディズニーにはよく付きまといます。香港ディズニーランドで、フカヒレの提供が問題になったことを覚えていらっしゃる方もおられるかも知れませんね。ディズニーはこれをこの手の問題に絡めたくはないため、これが健康的な食材を提供する、という方針の方での判断だ、とゲストに信じさせたいと考えているようです。いずれにせよ、フォアグラのないフランス料理、フカヒレのない中華料理は、日本人の感覚ではちょっとありえない感じはします。そして、このような考え方が、そのままクジラの問題にもつながっている気がします。とは言え、これが実はヨーロッパでは大きな、かなり主流の流れであることも、しっかり理解しておく必要があります。ちなみに、ヨーロッパでのこの動きに、フランスは果敢に反論している。フランス人って、クジラを食べることには反対だったような気もしますが、自らの食文化が否定される危機にさらされて、はじめてその意味を理解してくれるかも知れませんね。
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2006年2月のWDW旅行記 も公開中です。?????

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